ご相談内容
小学校入学前にひらがなの読み書きが できるようになってほしい。
教室での取り組み
- 読みは好きなキャラクターの吹き出しで練習
- ひらがなの形から覚える
- 形や色と一緒に鉛筆練習
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Point1読みは好きなキャラクターの吹き出しで練習ひらがなの教材や絵本を使うのではなく、好きなことを取り入れながらひらがなに慣れ親しんでもらうところから始めました。最初は、好きなキャラクターが喋っていることを吹き出しを読んだりして楽しく読みの練習を始めます。
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Point2ひらがなの形から覚える描かれたひらがなの文字を紙粘土で作る授業を取り入れ、紙粘土で「う」の形を作り、「これは『う』の文字だね」という先生とのやりとりの中で、ひらがなの文字と音のマッチングを増やしていきます。
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Point3形や色と一緒に鉛筆練習ぬりえを使い、「『み』はみかんの『み』だからオレンジだね」と、白抜きのひらがなをオレンジ色のクレヨンや色鉛筆で塗っていくことで、鉛筆を持ち書く練習を始めます。
取り組みの結果
入学前には
できないからやりたくない、ではなく、絵の中のキャラクターが何をしゃべっているのか知りたい、というところから、読むことに対して興味を持つようになりました。
ひらがなだけでなく、どんなことに対しても「できないこと」「わからないこと」に直面したときに不安を強く感じるという、発達障害ならではの傾向があることがわかりました。